高砂 八段之舞(たかさご はちだんのまい) 

海の神。住吉明神が波間に現れ颯爽と舞う。八段の舞は神舞の特殊演出。舞の中にいわば段落が八つあり(常は三つ、または五つ)、その中でトップスピードの演奏から急激にテンポを落とし、またトップスピードへ戻ることを4回繰り返す。演奏難度の高い曲で、囃子4人の息が合うかがみどころです。

候補曲の中でテンポが二番目に速い。





養老 水波之伝(ようろう すいはのでん)

山の神。養老の瀧の滔々した水の流れを表します。 八段之舞と同様に水波之伝もトップスピードの演奏からピタリとテンポを落としますが、その数は1度だけ。高砂よりもまだテンポが早く、囃子方はその早さと一度限りのテンポのシマル箇所に全身全霊で臨みます。 演奏難度に加え、気力と体力が必要です。囃子4人の息が奇跡的に合うか?見物です。候補曲の中でテンポが一番速い。


  

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